皆さん、こんばんは!サケスピ編集部・焼酎プロモーターの亜樹穂です!
本日は、とある酒販店で見つけた『鹿児島ハイボール<まろやか>』『鹿児島ハイボール<さわやか>』の試飲レポートをお届けしたいと思います!
今回の記事は焼酎ハイボールが好きな方、コンビニやスーパーですぐ飲める缶タイプのお酒をよく飲む方にも楽しんでいただける内容になっています!
『鹿児島ハイボール』は西酒造さんと味香り戦略研究所さんのコラボ商品なので、それぞれどんな企業なのかお話できればと思います!
『吉兆宝山』を始めとした宝山シリーズの焼酎が人気な西酒造
西酒造さんは、1845年に創業した老舗焼酎蔵です。飲食店で『富乃宝山』『吉兆宝山』といった名前の焼酎を見たことはありませんか?
これら宝山シリーズを生み出したのは西酒造さんです!
味覚の数値化にこだわる味香り戦略研究所
世界初の味覚センサーを開発し、「味の見える化」を実現した味香り戦略研究所。味覚センサーを使うことで、「美味しい」を構成する要素を見つけられるそうです。
味香り戦略研究所さんは、甲類焼酎でできた缶チューハイはたくさんあるにも関わらず、乙類焼酎を使った缶の飲み物はほとんど街にないことが気付いたのだとか‥!
プレミアムな芋焼酎を使っているのに、開けたらすぐ飲める飲み物(RTD)があったら面白いのでは?と思ったため、以前から繋がるのある西酒造さんにお声がけをしたところ共同開発をすることになったそう。
RTDとは?
RTDとは、Ready to drink の略語。
割る手間がいらず、蓋を開けるとすぐ飲めるアルコール飲料のことを指しています。飲料業界でよく使われている言葉です。
酒造メーカーと味覚の数値化にこだわる会社の出会いが、『鹿児島ハイボール』誕生のきっかけなんですね‥!
私の周りでお酒を飲む習慣がある方は、開けたらすぐ飲めるものを購入する方が多い印象があります。
では、ここから『鹿児島ハイボール』の試飲レポートに移っていきたいと思います!
『鹿児島ハイボール<まろやか>』
こちらは、一番最初にリリースされたのは2017年。(調べてみた所、デザインが少し変わっていました!)
西酒造さんの契約農家が栽培する鹿児島県産「黄金千貫(コガネセンガン)」と「綾紫(アヤムラサキ)」を使用した芋焼酎の原酒をブレンドしています。
- アルコール度数 7度
- ジャンル スピリッツ(発泡性)
- 原材料 芋焼酎、ウォッカ、炭酸、酸味料、香料
甘酸っぱい香りと芋の甘みが楽しめるサッパリ×フルーティーな味わい
和酒メディア「サケスピ」の姉妹サイトである焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」では、焼酎プロモーターが独自で作成した本格焼酎の味と香りの指標を示すRANBIKIマトリクスで味と香りのイメージを皆様にお伝えしています!
『鹿児島ハイボール<まろやか>』は、サッパリした口当たりとフルーティーな香りが楽しめるため、サパフル焼酎に当てはまります。
開栓して香りをかぐと、ふわっと杏のような甘酸っぱい香りがします。喉に残る余韻はさつま芋の甘さがゆっくりと広がっていきますね。
後、原材料にウォッカがあることに驚き。
どんなきっかけで、ウォッカを入れることになったのか純粋に気になりますね‥!
『鹿児島ハイボール<さわやか>』
こちらは、2019年2月にリリースされた新商品。
『鹿児島ハイボール<まろやか>』とは異なる西酒造さんの芋焼酎の原酒をブレンドしています。
- アルコール度数 7度
- ジャンル スピリッツ(発泡性)
- 原材料 芋焼酎、炭酸、酸味料、香料
柑橘系の香りとラムネのような甘みを楽しめるサッパリ×フルーティーな味わい
口当たりが本当に軽い!ほんのりと香る柑橘系の香りが心地いい…!
いい意味であまり芋焼酎っぽくない味わいだと思います。
清涼飲料水を彷彿とさせるスッキリとした甘みを楽しめます。
より、サッパリした口当たりにしたい方はかぼすとか絞ってもいいかもしれないですね。
お酒選びはすぐ飲めることも大事になってくる‥?
お酒は飲み慣れている方、お酒そのものが好きな方は、酒販店に行ってお気に入りのお酒を瓶で購入して自宅で好きな割合で割る方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、手軽にほろ酔い気分を味わいたい方も多くいらっしゃると思います。そんな方が足を運ぶ場所は恐らく、コンビニやスーパー。購入するのは缶に詰められたすぐ飲めるお酒。
いつもの飲んでいる定番のお酒と違うものを飲みたいと思った時に、乙類焼酎ハイボールが選ばれるようになるといいなと思います!
おわりに
「鹿児島ハイボール<まろやか>」「鹿児島ハイボール<さわやか>」を飲んでみた!レポートはいかがでしたか?
この記事を読んで少しでも飲んでみたいな…という気持ちになってもらえたらとても嬉しいです!
「鹿児島ハイボール」は、成城石井、伊勢丹、JR東京駅構内、コンビニエンスストアなどで発売しています。(私はたまたま酒販店でしたが。笑)
ぜひ見つけましたら、お試しくださいませ!
「鹿児島ハイボール」はラベルが個人的に好きです。
こういうオシャレなラベルにすることで、普段焼酎を飲まない方も興味を持ってくれるように思います。
そこから、焼酎そのものにも興味を持ってくれたらもっと嬉しくなりますね!
東京駅で売られていると聞いて、旅行に行けるようになったら「鹿児島ハイボール」片手に新幹線に乗ってみたくなりました◎
投稿者プロフィール
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和酒メディア「サケスピ」編集部/焼酎プロモーター
好きな食べ物はあん肝と白子。趣味は筋トレ
「焼酎を好きになるきっかけの一杯を届けたい」をコンセプトに
2020年1月13日に焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」を立ち上げる。
また、本格焼酎をきっかけに日本のお酒そのものに興味をもったため和酒メディア「サケスピ」を立ち上げることを決意。
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