【初心者向け】日本酒の基本の飲み方を解説!少し変わった飲み方も!

日本酒

みなさん、こんばんは!サケスピ編集部の亜樹穂です!
本日は日本酒の飲み方をお話できればと思います!
日本酒に興味はあるけど、冷酒とか熱燗とかよくわからない‥
日本酒をもらったものの、飲み方がわからない‥

こんな疑問をお持ちの方もこの記事を読めば、日本酒を飲みたくなるはず!
今回の記事は、日本酒ビギナーはもちろん、自宅で日本酒を楽しむ方法にマンネリ化を感じている方も楽しめる内容になっています!

【基本編】飲み方は「冷酒」「冷や(常温)」「ぬる燗」「熱燗」を覚えればOK!

日本酒の基本の飲み方は、たったの4つ!

  • 冷酒
  • 冷や(常温)
  • ぬる燗
  • 熱燗

となっています!冷酒が一番冷たく、10℃以下のもの。熱燗は50℃程度のもの。
日本酒は温度を変えることによって、味わいや風味の変化を楽しめるお酒と言われています。
ここから、順番に解説していきますね!

冷酒はキリッとしたシャープな味わい

日本酒と紅葉

日本酒を冷蔵庫で冷やし、10℃以下にしたものを「冷酒」と呼びます。
常温の日本酒は20℃程度と言われているため、かなり冷やした状態であることが伺えます。

口当たりがサッパリとしたタイプ、フルーティーな香りが楽しめるタイプを「冷酒」でいただくとより美味しくなるのだとか。

おうちで冷酒を楽しむには?
日本酒を最も早く冷やす方法は氷水にボトルごと入れてしまうこと。
1分で1℃下がるそうなので、20℃の日本酒は10分で10℃になります!
急ぎでない方は、家庭用冷蔵庫で2時間程度冷やすと10℃位になるそうです!
参考)『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』NPO法人FBO P17 2019年6月

冷や(常温)はまろやかな味わい

南天と日本酒

「冷や」と聞くと、言葉の響きから冷たいものをイメージする方が多いと思います。
実は、冷蔵庫に入れていない常温の状態を「冷や」といいます。
これは冷蔵庫がまだなかった時代はお燗をした日本酒以外は全て「冷や」と呼んでいたことに由来しているのだとか。
常温だと日本酒の本来の味が際立つそうなので、お米の旨味を楽しめる純米酒がオススメだそうです!

参考)『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』NPO法人FBO P16 2019年6月
日本酒の美味しい飲み方とは?自分好みのアレンジと味わい方を見つけよう

おうちで冷やを楽しむには?
基本的に日本酒は冷蔵庫で保管している方が多いと思いますので、飲む分だけ日本酒を徳利などの容器に移します。
そのまま室内に置いておくことで日本酒は常温に戻りますので、だんだん常温になってきたかな?という頃合いを見計らって飲んでみましょう!笑

ぬる燗は日本酒の芳醇な香りと丸い味わい

ぬる燗とは、40℃前後まで温めた日本酒のこと。まろやかな香りと旨味を楽しめるため、純米酒や純米大吟醸酒などがオススメなのだとか。

おうちでぬる燗を楽しむには?
ちろり、徳利などに入れた日本酒を湯煎して温めるとムラもなく全体の温度が均一になるです!少し手間はかかりますが、温度計を使って温度管理をしながらぬる燗はつくってみましょう!

熱燗は米のふくよかな甘みと旨味を堪能できる味わい

熱燗と雪平鍋

熱燗は50℃前後まで温めた日本酒のこと。よく、ドラマとかでおでんと熱燗を頼むシーンとかありますよね。肌寒くなってきた今の時期は熱燗で身体を温めましょう!
熱燗にすると、お米のふくよかな甘みと旨味を楽しめるそうです!

おうちで熱燗を楽しむには?
作り方はぬる燗と同じ。問題は、どこまで温度を上げるかどうか。
温度計が面倒!という方は熱燗専用の道具もありますので、そちらを使うとより簡単につくれますよ!

亜樹穂
亜樹穂

この4つを覚えれば、飲食店で日本酒を注文するのももう怖くないはず!笑
飲み方に迷ったら、店員さんにオススメの飲み方を聞くのもいいですね!

ここまで、「冷酒」「冷や(常温)」「ぬる燗」「熱燗」の基本の飲み方をお伝えしました!
ここからは、ちょっぴり応用編ということで温度別の日本酒の楽しみ方をご紹介します。

【応用編】日本酒を温度別に楽しもう!

日本酒は温度変化を楽しむお酒とも言われています。
それぞれの温度に実は名前がこんなにもついています!
日本語ならではの季節感を感じる表現だなと思いませんか?

日本酒温度帯グラフ
引用)日本酒の美味しい飲み方とは?自分好みのアレンジと味わい方を見つけよう

基本の4つの飲み方で自分の好きな飲み方が掴めてきたら、温度計を購入して自宅で温度管理をしつつ、ちまちま飲んでみるのも楽しいかもしれません。

亜樹穂
亜樹穂

これだけ温度変化が楽しめる醸造酒は日本酒だけではないでしょうか?
冷酒と熱燗は飲んだことがありますが、人肌燗位の温度や飛び切り燗は飲んだことがないので試してみたいです!私は猫舌なので、飛び切り燗はもしかしたら熱くて飲めないかもしれません。笑

こんな飲み方も!?日本酒の新しい飲み方

最近は日本酒をもっと色んな人に興味を持っていただく、飲んでみたくなるきっかけづくりも兼ねて新しい飲み方が生まれているそうです。
いくつか紹介しますね!

日本酒に氷を入れて爽やかな味わいを!

日本酒に氷を入れてみると、ストレートで飲むよりも口当たりが軽くなるのだとか。
氷が溶けることで味わいの変化も楽しめるかもしれません!
ワインの飲み方の一つ、「かち割りワイン」に近い概念なのかも?

日本酒ロックをおうちで楽しむには?
ワイングラスまたは、ロックグラスにロックアイスを数個いれます。
次に日本酒を注げば完成!

日本酒ソーダ割りでサッパリとした味わいを!

日本酒は割らずに飲むもの。そう思っている方も多いのではないでしょうか?
意外とアルコール度数が14~15度と高い日本酒。炭酸水で1:1で割ってみましょう!
アルコール度数が7~8度になるので、一段と飲みやすくなるそうです!

日本酒ソーダ割りをおうちで楽しむには?
グラスにロックアイスをたっぷりと入れます。次に日本酒をグラスの半分くらいまで注ぎます。その後に炭酸水を入れて、マドラーで軽く一回しすれば完成!

バニラアイスに日本酒をかけて大人のデザートに!

バニラアイスに日本酒をちょっぴり垂らすと、バニラの甘さが落ち着くのだとか。
リキュールをかけると、より甘くなってしまうからちょっと‥という方にオススメ!

亜樹穂
亜樹穂

日本酒の新しい飲み方も面白いですね!最近、日本酒からつくられたアイスもSNSで見たことがあります。今回ご紹介した飲み方は、私もまだやったことがないので試してみたいと思います!試した感想は別記事で書くので楽しみにしてもらえると嬉しいです!

日本酒の飲み方の注意点!?はちびちびとゆっくり飲もう!

造り手の皆さんが丹精込めて造った日本酒をじっくりと味わって飲んでみるのはいかがでしょうか?
酔いのスピードもゆっくりになるし、お酒と向き合う時間もつくれますね!

和らぎ水も一緒に飲もう!

和らぎ水とは、美味しいお水のこと。
日本酒に特化した飲食店だと日本酒造りの際に使われ水(いわゆる仕込み水)が出てくる場合も!
仕込み水はとっても柔らかいお水なので、お酒の邪魔もしないのでオススメです。
ついついお酒ばかり飲みたくなりますが、合間に和らぎ水を挟むことで二日酔いを防ぎましょう!

おつまみも一緒に食べよう!

「お酒が入ると、そんなにご飯食べてなくていいんだよね‥」という声を私の周りでお酒の強い方でよくお聞きします。笑
気持ちはとてもわかりますし、確かにお酒の太る原因はおつまみにあるというのも事実。
とはいえ、空腹で日本酒をたくさん飲むとすぐに酔ってしまうのでご注意を!
たこわさ、梅水晶などをつまみながら飲むだけでもいいので軽く食べましょう!

おわりに

今回は、日本酒の飲み方をお届けしました!
私もこの記事を書いていると日本酒が飲みたくなってきました。笑
色んな飲み方を試してみて、あなたの好みの飲み方が見つかれば嬉しいです!

投稿者プロフィール

亜樹穂
亜樹穂
和酒メディア「サケスピ」編集部/焼酎プロモーター
好きな食べ物はあん肝と白子。趣味は筋トレ

「焼酎を好きになるきっかけの一杯を届けたい」をコンセプトに
2020年1月13日に焼酎プロモーションメディア「RANBIKI」を立ち上げる。
また、本格焼酎をきっかけに日本のお酒そのものに興味をもったため和酒メディア「サケスピ」を立ち上げることを決意。

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